こんにちは、清龍です。
今回は「作家としての発表の場を得る方法」について、私なりに考えを記します。
作家として作品を書くだけでは、発表の場は自動的に用意されません。自分から積極的に「場」をつくりにいくことが必要です。では、どのような方法があるのでしょうか。
現代は幸いにも、出版社に依存せずとも発表できる環境が整っています。
ブログ、Kindle出版。
これらはすべて、自分の表現をそのまま届けるための「場」となります。
小さな読者が一人でも現れた時点で、すでに発表の場は成立しています。
新人賞や文学賞、短編公募などは、古典的でありながら確かな発表の機会です。
選ばれることが目的ではなく、応募を通して自分の作品を外の世界へ投げ出す経験そのものが、作家にとっての「発表」になります。
書く仲間とつながり、互いに作品を読み合う。
これは発表の最小単位ですが、非常に力を持ちます。
他者の視点を通して作品を見直すことで、自分だけでは得られない成長を得られます。
一気に大舞台を目指すのではなく、小さな発表の場を継続して積み重ねることが大切です。
日々のブログ記事、短いエッセイ、断片的な言葉。
その積み重ねがやがて大きな発表の舞台へとつながっていきます。
結論として、作家としての発表の場は「外から与えられるもの」ではなく「自ら築くもの」だと考えます。
そして、その最初の一歩はとても小さくていい。
小さな場を大切に育てていけば、やがて大きな舞台につながるのです。